
こんにちは!
神戸っこ小児歯科・矯正歯科診療室です。
お子さんの歯並びは「遺伝で決まる」と思っていませんか?
実は、歯並びに影響する「遺伝」は、全体の2割程度と言われています。
残りの8割は、日々の習慣や口の使い方が大きく影響し、このような症状が出てきます。
- いつもお口がポカンと開いている
- 食べるのがとても早い 、あまり噛まない
- 鼻ではなく口で呼吸している
- 指しゃぶりや舌を前に出すクセがある
- おしゃべりが聞き取りにくい(発音があいまい)
今回は、お子さんの口を健全に発達させるための、「口育(こういく)」について紹介します。
口を正しく使うための「口育(こういく)」とは

口育とは、お口の機能(呼吸・噛む・飲み込む・話す)を正しく育てること。
遺伝だけでは決まらない歯並びや顎の発達を、正しい習慣で育てていくのが「口育」の目的です。
こんな口の使い方にご注意!口の癖が招く問題点

口の使い方に癖があると、今は小さなことに思えても、将来的に大きな問題につながるので注意が必要です。
- 口呼吸
風邪・アレルギー・いびきの原因になります。 - 噛まない
消化不良・栄養バランスの乱れを引き起こします。 - 舌のクセ
歯並びや発音の問題につながります。 - 姿勢の乱れ
顎の発達や集中力にも影響を及ぼします。
「口育」はいつから?早めのスタートがカギ!
口育は「早めにスタート」が成功のカギになります。
乳歯が生え始める1歳ごろからは、お口の使い方を覚えていく大切な時期です。
この時期から、正しい呼吸・舌の位置・噛み方・飲み込み方などを身につけることで、将来の歯並びや健康を守ることにつながります。
神戸っこ小児歯科で「お口育て」を始めよう!

当院では口育士の資格を持った歯科衛生士が、ご家庭で楽しく取り組める「お口育て遊び」をお伝えしています!
「自然に任せる」だけでなく、正しい口の使い方を“育てる”ことが大切です。
「うちの子も何か始めた方がいいのかな?」
「このままで大丈夫かな?」
ご心配があれば、ぜひお気軽にご相談ください!
当院の定期健診・メンテナンスでは、専門的な視点からお子さんの口の成長をチェックし、一人ひとりに合わせたアドバイスをさせていただきます。
お子さんが、将来にわたって健康で美しい歯並びを手にできるよう、私たちがしっかりとサポートいたしますので、安心してお任せください。
監修者

松村歯科医院
神戸っこ小児歯科・矯正歯科診療室
院長 松村 健司
経歴
大阪歯科大学卒業
2009年-2014年 医療法人幸恵会カツべ歯副院長
第32回日本顎咬合学会学術大会 ポスター発表カボ賞受賞
所属
日本顎咬合学会認定医(かみあわせ認定医)
大阪sjcd、5Dksg、NHK、GPO、iors、OPI